新しい区議会が発足しました。新空港線計画について、疑問・懸念を示した区民の判断にどのように向き合うか、注目が集まっています。

●大田区議会臨時会5月23日~ 会派の構成と議員数
①自民・無所属15 ②公明11 ③共産5 ④維新5 ⑤つばさ4 ⑥政策フォーラム4 ⑦立憲4 ⑧⑨一人会派

 私たち区民は前区議会に陳情書を提出しました。「第二段階を含む計画のわかりやすい説明を(大田区に)求める陳情」です。前区議会はこれを「継続審査」としましたが、議員任期満了に伴い審議未了となりました。結果的に次期区議会への宿題となりました。

区民が大田区に説明を求めていること

(1)区民に利便性なし、財政負担ばかりの計画は地方自治体の公共事業として適正でしょうか?
(2)羽田空港直通は実現可能か、計画全体を説明すべきではないでしょうか?
(3)大田区は三セク会社に財政責任を持てるのでしょうか?

区議会の仕事(総務省)
議会は、地方公共団体の意思を決定する機能及び執行機関を監視する機能を担うものとして、同じく住民から直接選挙された長(執行機関)と相互にけん制し合うことにより、 地方自治の適正な運営を期することとされている。

 大田区長選挙では、新空港線計画について「見直し」「ストップ」の候補者が合わせて6割の得票を得ました。新しい区議会は、行政の監視機能を発揮した対応が求められます。